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■「若いチームともに上達したい」

　２８日行われたプロ野球の新人選手選択会議（ドラフト会議）で、県内からは、走攻守そろったプレーヤーとして注目された智弁和歌山高校の西川遥輝外野手（１８）が北海道日本ハムから２位指名を受けた。また、市立和歌山高校の阪口哲也内野手（１８）が育成ドラフトの１巡目で阪神から指名を受けた。

　西川外野手は身長１８０センチ、体重７０キロで、柔らかさとパワーを兼ね備えた打撃と５０メートル６・０秒の俊足が持ち味。甲子園には４回出場し、１年時からレギュラーとして活躍した。遊撃手、３塁手もこなすユーティリティープレーヤーで９球団が関心を示すなど高い評価を受けていた。

　同校で午後６時過ぎから行われた記者会見で、西川外野手は「思っていたより上位指名で驚きました」と感想を述べ、「日本ハムはチームワークがいい印象がある。若い選手も多いので一緒に上達したい」と語った。また目標とする選手には、千葉ロッテの西岡剛内野手を挙げた。

　同席した高嶋仁監督は「２、３年は体づくりに励み、活躍できる選手になってほしい」。母親の恵美子さん（４４）は「小さいころからの夢のスタートラインに立たせてもらえてうれしい。球場で活躍する姿を見たい」と喜んだ。

　西川外野手は室内練習場で待つチームメートに指名を報告すると、大きな歓声がわき、何度も胴上げされ、喜びを分かち合った。

( 2010-10-31 )

■ 和歌山大：大学院観光学研究科を開設−−来年４月

和歌山大（和歌山市栄谷）は２９日、大学院観光学研究科について、文部科学省の審議会で認められ、来年４月に開設すると発表した。山本健慈学長は「観光・まちづくりの第一線で活躍する人材を育てたい」と述べた。
　２年間の修士課程で定員５人。来年１月２９日に社会人を含め入試を行う。広島・鞆の浦などで景観を生かしたまちづくりにかかわってきた西村幸夫・東大教授（都市計画）を、非常勤講師に迎える。観光とまちづくりを結びつけるコーディネーターの育成を目指し、自治体や国際機関を就職先に想定。研究所設置も視野に入れる。フィールドワークを重視、政策提言にも挑む。
　和大の大学院研究科の設置は、００年のシステム工学研究科以来。０７年４月設置の経済学部観光学科（現在の観光学部）の１期生が来春卒業することから、設置を計画。県内外の１７５団体・企業を対象にしたアンケートでは、約６割が「ニーズがある」と回答したという

( 2010-10-31 )

■ 県内のタクシー　来年から全面禁煙化

和歌山県タクシー協会（78社、1743台）は来年1月1日から、全面禁煙化に乗り出す。全県レベルの取り組みは和歌山が最後だったため、これで、タクシー禁煙化が全国に広まることになった。
　全国のハイヤーやタクシーの事業者でつくる「全国乗用自動車連合会」（東京都）のまとめによると、全県レベルでの禁煙化は、2007年以降に広まり、43都府県が実施。残る4道県のうち、北海道と長崎県は一部地域を除いて禁煙化が進んでいて、鳥取県は11月から全面禁煙化する予定にしている。
　和歌山県でも県タクシー協会が数年前から導入を検討。喫煙者の利用が減ったり、トラブルになったりする恐れがあるとして、導入に踏み切れなかったが、喫煙できる車を残して乗り場を分ける「分煙」も含め、本年度中の実施を決めていた。
　協会は27日の理事会で来年からの全面禁煙を決定。1月1日から一斉に禁煙化できるよう、2カ月間で準備を進める。車内の消臭や清掃をし、車内禁煙を呼び掛けるステッカーを貼付する。喫煙者が戸惑わないよう事前に広報したり、乗車中に吸いたくなった人に、車外用に貸し出す携帯灰皿の配布を検討したりしている。乗り場での灰皿の整備もしたいという。
　協会の西村芳通専務理事は「全国的には最後になったが、たばこを吸う人も吸わない人も気持ちよく利用してもらえる方法を模索していた。分煙も含めて検討していたが、全面の方が乗客に周知しやすく、理解も進むと考え踏み切ることになった」と話している。
　和歌山市と海南市を営業区域にする個人タクシーでつくる県個人タクシー協同組合（66台）も1月1日から一斉に禁煙化する。
　県健康づくり推進課は「健康増進法では、不特定多数の人が集まる場所での受動喫煙防止がうたわれている。全国的には遅かったが、交通機関ではほぼ禁煙化することになった。今後、飲食店や施設にも禁煙の流れが進むことを期待している」と話している。

( 2010-10-31 )

■ 行政ファイル：和歌山市発明館を売却

和歌山市は２１日、０９年３月末に閉館した市発明館（同市寄合町）の土地と建物を売却すると発表した。一般競争入札で１１月１５日から申し込みを受け付け、来年１月１７日に入札する。同館は、旧紀陽銀行事務センターを約４億２０００万円で購入。約４億８０００万円かけて改築、８４年に開館した。当初は年間６万人超だった入館者数が、近年は同約３万人台に落ち込み、包括外部監査で廃止の提案を受けていた。市は０８年７月にいったん売却を決めたが、所有したままの有効活用策を模索していた。最終的に大橋建一市長は「行財政改革の一環として判断した」としている。

( 2010-10-25 )

■ あしなが学生募金：遺児自立へ支援　街頭で呼びかけ

事故や災害、病気などで親を亡くした遺児のための奨学金を街頭で募る「第８１回あしなが学生募金」が全国一斉に始まった２３日、県内でも和歌山市のＪＲ和歌山駅前で遺児ら６人が協力を呼びかけた。
　今春から公立高校の授業料無償化が始まったが、あしなが育英会から奨学金を借りる高校生は６割がすでに授業料減免を受けており、新制度から受ける恩恵は少ないという。６人は「高校・大学への進学が厳しく、夢を捨てて働こうとする遺児たちが、職にも就けず貧困のサイクルに陥っている。遺児たちが自立するためのスタートラインに立てるよう、ご協力お願いします」などと訴えた。
　中学２年の時に病気で父親を亡くした和歌山大教育学部１年の東山直樹さん（１８）＝同市＝は「教師になりたくて、どうしても大学に行きたかった。バイトもしているが、それだけでは学費は賄えない。奨学金のお陰で教師の夢に向かって勉強ができる」と話した。
　２４、３０、３１日も午前１０時〜午後６時に同駅前で募金活動をする

( 2010-10-25 )

■ 和歌山刑務所に外国語書籍寄贈　３ＲＣ合同事業

「和歌山中ロータリークラブ（ＲＣ）」（小嶋克己会長）の創立２５周年を記念し、姉妹クラブの「フィリピン・サンペドロＲＣ」、「サイパンＲＣ」が２３日、和歌山刑務所（和歌山市加納）を表敬訪問し、外国語書籍を寄贈した。

　同クラブは平成３年、社会奉仕事業としてフィリピンにデイケアセンター（保育園）を設立。子供たちに教育の場を提供するとともに、奨学制度による大学進学支援を行っている。

　この日は交流の深い現地の姉妹クラブ員ら計２４人が来県。３ＲＣ合同の記念奉仕事業として外国人受刑者向けに、同刑務所図書館に英語、タガログ語で書かれた小説や随筆などの書籍約５００冊を贈った。

　小嶋会長は「国や言語は別でも、人と人のつながりがあれば国際的な奉仕活動ができる。会員同士の交流を絶やさず今後も社会貢献活動に取り組みたい」と述べた。

( 2010-10-25 )

■ 和歌山市人事委勧告　職員給与　年間１．３％下げ

和歌山市人事委員会（水野八朗委員長）は１４日、市職員（一般行政職）の月給を０・０８％、期末・勤勉手当（ボーナス）を０・２カ月分引き下げるよう大橋建一市長と市議会に勧告した。月給とボーナスの引き下げ勧告は２年連続。勧告通り実施されれば平均年間給与は１・３％（８万３千円）引き下げられる。

　市人事委によると、市内の民間企業７４社（従業員５０人以上）と比較したところ、市職員の月給が２９８円（０・０８％）上回っていた。ボーナスに関しては民間の年間支給割合が３・９７カ月分に対し、市職員は０・１８カ月分上回っていた。

　市人事委は「人事院勧告の内容を考慮し、民間給与との較差解消を図るため改定を行う必要がある」としている。

　職員給与に関する条例改正案は１２月議会に提案する。改定すれば市職員（平均年齢４３・０３歳）の平均年収は６１１万４千円。改定に伴う人件費の削減は約２億６千万円となる。

( 2010-10-18 )

■ 外部面接官制を見直し　和歌山市の職員採用試験

和歌山市の大橋建一市長は１５日の市議会決算特別委員会で、職員採用試験に市関係者がかかわらず、民間から選ばれた外部面接官だけで採用の合否を決める現行制度を見直す考えを明らかにした。

　市人事委員会などによると、同市では平成１０年に職員不正採用事件があり、翌１１年１０月に同委員会が設置された。これを機に１次試験（筆記試験）合格者に行う面接は職員など市の関係者が立ち会わず、外部の面接官が担当している。

　外部面接官は経営者団体、労働団体、弁護士会の３団体から選ばれた同委員会委員３人と民間会社から選ばれた２人、元同委員会委員１人の計６人で構成し、１次試験の成績に関係なく採用の合否を決めていたという。

　特別委では石谷保和議員が「市の職員が入らない面接をやっているのは和歌山市くらいでは。権限を外部面接官に丸投げしているのはおかしい」と指摘。大橋市長は「指摘されるまで市関係者がいないというのは知らなかった」と釈明し、「どう考えてもおかしいところがあるので変えたい」と述べた。

( 2010-10-18 )

■ 和大生ら稲刈り「米プロジェクト」　農地１３アール分を収穫

稲作を通じて農業を学ぶ「米プロジェクト」を進める和歌山大学とＪＡ和歌山中央会が１６日、和歌山市梅原の農地で学生らと稲刈り作業を行った。教育学部の男女１８人が参加し、たわわに実った稲の刈り取りに汗を流した。

　同プロジェクトでは田植えから収穫まで自分たちの手で行うことで、食と農について学ぼうと地元農家の協力を得て昨年から実施している。

　この日、学生らは鎌を手に稲の束を一列ずつ刈り取り、約３時間かけて約１３アール分を収穫した。農家のアドバイスを受けながら、稲の束を逆さにして乾かす伝統的な「はざ掛け」という作業も行った。

　参加した教育学部３年の鳥羽真知子さん（２０）は「自分で作ることで大変さが身に染みた」。また、同学部３年の城塚友紀子さん（２１）も「これからはご飯を一粒一粒大切に食べようと思う」と話した。

　収穫した米は脱穀し、１１月２０〜２１日に行われる大学祭で調理して訪れた人にふるまうという。

( 2010-10-18 )

■ 不登校、中退生らの進路相談　ヤンキー先生母校・北星学園余市高

ヤンキー先生こと義家弘介・参院議員の母校として知られる北星学園余市高校（北海道）が１６日、和歌山ビッグ愛（和歌山市手平）で相談会を行った。同校は不登校生徒や高校を中退した生徒を多く受け入れており、進学に悩む親子ら約４０人が参加した。

　相談会に先立ち、同校の女性教諭が「学校生活から逃げずに向き合うよう見守る姿勢が大切」と講演。その後、進学に悩む親子の相談を１組ずつ受けた。

　高校を中退したが再度進学を希望する次男について相談した和歌山市内に住む母親（３９）は「学校で一からきちんと教えてもらいたい。人間的にも成長してくれれば」と話した。

　同校は全国で相談会を行っており、和歌山でも毎年実施。同校ＰＴＡ西日本支部の金剛一支部長は「少しでも同じ悩みを抱える親子の助けになればうれしい」と話した。

( 2010-10-18 )

■ 多い無施錠での被害　自転車盗や車上狙いなど

和歌山県民は警戒心が薄い？　県内で自転車やオートバイ、自動車を施錠していなかったり、鍵を付けたままにしたりして窃盗の被害に遭った人の割合が、全国平均を大きく上回っていることが県警のまとめで分かった。
　まとめによると、今年1〜8月の自転車盗被害1450件のうち、無施錠は934件で64・4％。全国平均（51・9％）を10ポイント以上も上回った。車内の金品を盗む車上狙いの被害も無施錠が47・1％で、全国（38・7％）より大幅に高い。
　自転車盗の被害は63・9％が小中高生。うち67・2％が無施錠だった。オートバイ盗は36％が鍵を付けっぱなしで被害に遭っている。
　県警生活安全企画課は「自転車、バイク盗は重要犯罪の入り口。鍵を掛けることは文字通り、犯罪減少の鍵を握る」と指摘。自転車は鍵を掛けていても被害に遭うケースが多く、防犯性に優れたシリンダー錠やワイヤ錠などによる二重施錠を呼び掛けている。
　家屋への侵入盗認知は8月末で896件で、前年同期と比べ17件減少しているが、刑法犯全体の1割以上を占め、依然割合が大きい。こちらも被害の41・9％が無施錠で、全国（32・9％）より高い。
　かつらぎ町の民家では、庭に出したままの脚立で無施錠の2階に侵入され、鍵を付けたままの軽トラックで逃走された例もあるという。
　都道府県別犯罪率で和歌山はワースト12位。ワースト1の大阪府も隣接している。同課は「和歌山は皆さんが思っているほど、安全ではない。施錠すればかなり犯罪は抑制できる。関係団体と協力して、防犯意識を高めたい」と話している。

( 2010-10-11 )

■ 詐欺：「エルメス」納品名目で現金詐取　容疑の会社員逮捕

高級ブランド「エルメス」のバッグの納品を名目に、取引先のブランド品販売店をだまして金を振り込ませたとして、和歌山東署は３０日、横浜市瀬谷区阿久和南４、会社員、丸岡啓治容疑者（３７）を詐欺容疑で逮捕した。
　逮捕容疑は、０９年２月２３日〜２７日ごろ、和歌山市内の販売店主の男性（４２）にバッグを納品するように装い、「運送経費が不足している」などとうそをつき、同市内の銀行から現金３０万円を振り込ませたとされる。
　同署によると、丸岡容疑者は９９年ごろから約５年間、エルメスのバッグを納品していた。しかし、０５年７月ごろから、販売店が注文しても商品は届かず、「保証金が要る」などとして、０９年２月２７日まで計１２回、１２００万円余りを振り込まされたという

( 2010-10-03 )

■ 着手金返還訴訟：弁護士側が敗訴−地裁判決

和歌山弁護士会元会長の楠見宗弘弁護士（６６）に対し、委任事務を履行していないのに報酬を返還しないのは不当として、元依頼人が着手金２００万円の返還を求めた訴訟で、和歌山地裁（永野公規裁判官）は２９日、楠見弁護士に２００万円の支払いを命じた。
　訴状などによると、元依頼人の女性が今年１月下旬、民事訴訟の代理人を楠見弁護士に依頼、着手金として２００万円を支払った。約１カ月後に楠見弁護士から辞任届がファクスで届いたため、女性が着手金返還を求めたが返答はなかったなどとしている。楠見弁護士側は「準備書面の作成で原告が協議に応じなかったため生じたトラブル」などと反論していた

( 2010-10-03 )

■ 覚醒剤使用、所持容疑の女子高生逮捕

和歌山東署は１日、覚せい剤を自ら腕に注射したなどとして和歌山市内の県立高校生の少女（１７）を覚せい剤取締法違反（使用・所持）容疑で逮捕したと発表した。同日観護措置が決まり、身柄を和歌山少年鑑別所に移した。県教委によると、県立高校生が薬物事件で逮捕されたのは初めて。
　逮捕容疑は、９月１１日午前１１時ごろ、同市内の自宅で覚せい剤約０・１グラムを水に溶かし、自分で腕に注射して使用したとされる。また、同１３日、自宅に覚せい剤約１グラムを隠し持っていたとされる。
　同署によると、少女は「元交際相手に教えられ、２月ごろから５０回くらい打った。覚せい剤は、大阪のクラブに飲みに行ったときに客から買った」と容疑を認めている。
　県教委によると、少女は手続きのため今年５月に登校して以降、姿を見せていなかったという。同課は「事実確認した上で、週明けにも対応を決めたい」としている

( 2010-10-03 )

■ レジ袋有料化：進むか、削減　大半が無料配布を再開

◇県民の意識改革を／企業不利益なら困難−−県議会委でも意見さまざま
　０９年１月から大半のスーパーで一斉に有料化したものの、今月から多くの大手で無料配布が再開されたレジ袋について、県は２２日、県議会福祉環境委員会で「スタートで足並みがそろっていなかったことが（再開の）一つの要因」と釈明した。事業者や市民団体などでつくる「わかやまノーレジ袋推進協議会」を県は２９日に開催、今後の取り組みを話し合う。
　保田栄一・環境生活部長は「すべての事業者に加入していただきたいという思いで進めたが、どうしても無理なところがあった。趣旨を理解いただけず反省している」と述べた。その上で「啓発活動は続ける。マイバッグ持参率が９０％超なので、他府県の事例も考えながら協議していきたい」とした。
　委員からは「企業が不利益にならないやり方をしないと難しいのでは」「後退したら県の姿勢が問われる。県民の意識を変えていくのも県の大きな仕事」「ドイツではレジ袋を使うスーパーに客が来ないが、日本人は安かったら行く」「商売やから無料配布しても悪くはない。有料に戻すことがいいのか悪いのか。市場をゆがめるのでは」などと意見が相次いだ。
　県側は「機運は大事にしながら、事業者と消費者に協力していただけるようレジ袋削減に向けた取り組みを検討する」とした

( 2010-09-26 )

■ 湯浅町のスポーツ店主殺害：事件から１５年

◇「殺人犯逃がさないぞ」時効撤廃アピール
　湯浅町でスポーツ店を経営していた船山欣一さん（当時、７４歳）が９５年に殴殺された殺人事件が２３日、未解決のまま発生から１５年を迎えた。１５年だった殺人の時効は今年４月に撤廃されており、湯浅署はこの日、現場近くにある大型スーパー店前で、チラシ８００枚を配り、買い物客らに改めて情報提供を呼びかけた。
　事件は、９５年９月２３日午後０時４０分ごろに発生。船山さんが同店で頭や顔などを木製バットで殴られて死亡し、犯人は逃走した。
　県警は同署に捜査本部を設置し、延べ約３万人で、現場を中心に約９５０人から聞き込み捜査をするなどしてきたが、有力な手がかりは得られていない。
　この日、同署員約１０人が二手に分かれ、スーパー２店舗前で「殺人犯は逃がさないぞ！」などと書かれたチラシを買い物客らに手渡した。町内の主婦（５８）は「事件のことは、今でもよく覚えています。時効が撤廃になったので、絶対に犯人を捕まえてほしい」と話していた。
　林保秀・同署生活安全刑事課長は「時効撤廃をアピールするとともに、皆さんに当時の記憶をよみがえらせてもらえれば」と話している。情報提供は同署（０７３７・６４・０１１０）。

( 2010-09-26 )

■ 「ポップサーカス」　１１月３日開幕　和歌山マリーナシティ

世界各国のサーカスアーティストによる感動のスペクタクルショー「ポップサーカス」を、１１月３日から１２月１２日まで、和歌山マリーナシティ（和歌山市毛見）で開催。現在、前売り券を発売中です。

　オーストラリア人チームによる空中ブランコをはじめ、自転車やリボンを使ったアクロバットなど、世界最高レベルのショーを次々に展開します。

　【会期】１１月３日〜１２月１２日（休演日１１月９、１６、２４、３０日、１２月７日）

　【会場】和歌山マリーナシティ　特設大テント会場（ＪＲ和歌山駅・海南駅からバス）

　【前売り料金】大人２２００円、３歳〜中学生１２００円。追加料金６００円で指定席、４０００円でファミリーボックス（４人席）

　【前売り券発売場所】マツゲン各店、ロイヤルパインズホテル、黒潮市場、紀州黒潮温泉、ローソンチケット、チケットぴあ、セブンイレブン、ファミリーマート、イープラスほか

　【問い合わせ】公演事務局（（電）０７３・４４１・８００２）または、ホームページｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｐｏｐ−ｃｉｒｃｕｓ．ｃｏ．ｊｐ／へ。

　後援　産経新聞社ほか

( 2010-09-26 )

■ 県内も局地的大雨　ＪＲ和歌山線、運転を見合わせ

２３日は九州から本州に延びる前線に南から湿った空気が流れ込み、西日本を中心に大気の状態が不安定になったため、県内でも午前中から昼すぎにかけ、局地的に雷を伴って激しい雨が降った。この大雨のため、ＪＲ和歌山線では運転見合わせなどの影響が出た。

　和歌山地方気象台によると、田辺市龍神では午前５時２０分からの１時間に３３・５ミリ、和歌山市でも午前８時半からの１時間に１７ミリの大雨を記録するなど、局地的に激しい雨が降った。

　ＪＲ西日本和歌山支社によると、和歌山線田井ノ瀬駅（和歌山市岩橋）が落雷のため停電し、同線は和歌山−粉河間で午前８時４８分から約２５分間、運転を見合わせた。また同線は岩出駅などで雨量計が規制値を超えたため、西笠田−打田間と岩出−船戸間で午前９時ごろから午後１０時５５分まで速度を落として運行。この影響で、同線は上下計８本が最大で３４分遅れ、計約７３０人に影響した。

( 2010-09-26 )